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ワイヤーソー Q&A

Q1.ワイヤーソー工法 切断面の設定
切断機別ダイヤモンドワイヤー接触長

 切断機の仕様で切断面に対するダイヤモンドワイヤーの可能接触長は異なります。
 図Bのようにダイヤモンドワイヤー接触面が少なくなるように切断面を設定します。

  切断機別接触長目安  直付式:2m  ガイド走行式:4m  自走式:6m

ガイドプーリーの活用

 図Cのようにガイドプーリーを使用することでダイヤモンドワイヤーの接触長を軽減し、
 切断面積を増やすことができます。ガイドプーリー詳細は、ワイヤーソー工法 概要 をご覧ください。

切断面の分割


 大断面の切断は、図Dのように穿孔機でダイヤモンドワイヤーを通すパイロット孔を設けることで、
 小断面に分割して切断できます。パイロット孔径は、通常φ50mmです。

施工上の留意点

 切断面の設定は、切断躯体の重量・搬出方法によって異なります。
 仮設クレーンの吊能力・撤去躯体運搬車両積載能力から許容できる切断躯体質量・寸法を設定します。
 当組合が発行する 「ダイヤモンド施工要覧 ワイヤーソー工法」 に工期・工費の参考データが
  掲載されています。 当組合ホームページ 書籍コーナー 書籍コーナー をご覧下さい。

図A ガイドプーリー 図B 効果的切断面の設定 例
シングルタイプ ダブルタイプ
図C ガイドプーリーの活用 例
]
図D 分割切断作業 例 直付式

 

Q2.ワイヤーソー工法 鉄切断
切断方法

 鉄製の鋼管・H鋼を切断する場合ガイドプーリーを活用して、図Bのように
 ダイヤモンドワイヤーの接触長を軽減し、接触角度を鈍角になるようにして切断します。

鉄切断用ダイヤモンドワイヤー

 通常の土木用ワイヤーは、ダイヤモンドと金属を多層状に焼結したダイヤモンドビーズを使用します。
 鉄筋量2%(鉄筋配筋率)の被切断物を切断した場合、切削鉄粉が付着して切断量が大幅に低下します。
 鉄用ワイヤーは、ダイヤモンドと金属を単層状に焼結若しくは、電着したダイヤモンドビーズを使用します。
 ダイヤモンドが通常より突出しているため、切削鉄粉が付着せずスムーズに切断できます。
 鉄用ワイヤーの寿命は、通常土木用と比較して、ダイヤモンド砥粒数が少ないことと、
 ダイヤモンドの保持力が弱いため、寿命が短いです。

ダイヤモンドワイヤー推奨範囲

 通常土木用:無筋~鉄筋量2%未満コンクリート  鉄用:鉄筋量2%以上コンクリート・鋼管・H鋼

工期・工費の目安


 鉄筋量が多い被切断物の場合、単位あたりの切断量は低下して、ダイヤモンドワイヤー消耗費は増加します。
 鉄のみの切断は通常の積算と異なり、別途積算となります。
 当組合が発行する 「ダイヤモンド施工要覧 ワイヤーソー工法」 に工期・工費の参考データが
  掲載されています。  当組合ホームページ 書籍コーナー をご覧下さい。
 

図A 図B
ワイヤー接触角度が鋭角になる切断方法例 ワイヤー接触角度が鈍角になる切断方法例
標準土木ワイヤー製品例 鉄切断用ワイヤー製品例
 




 

Q3. ワイヤーソー工法 防護ネットの設置・危険エリアの設定
防護ネットの設置

 切断作業中にダイヤモンドワイヤーが破断若しくは、 ジョイントスリーブが飛散することを
  想定して防護ネットを設置します。
 防護ネットの設置範囲は、被切断物の形状・周囲の構造物の形状によって異なります。
 切断作業中は作業員も含め、防護ネット内部への立入りは禁止とします。

防護ネットの構成

 防護ネットは、防弾材布とフレームで構成されます。

危険エリアの設定

 ダイヤモンドワイヤーが破断したことを想定した危険エリア例を示します。
 例は、設定した危険エリア内に被切断物以外付帯する構造物(障害物)が無いことを
 条件にします。
 危険エリアは、切断機の種類によって異なります。
 危険エリアは、ワイヤーが破断した場合、ワイヤーがはねる方向に向かって
 自由ワイヤー長の2倍が目安に設定します。

工期・工費の目安

 防護ネットの設置状況に応じて、安全仮設費を別途計上してください。
 防護ネットの規格・設置範囲については、当組合が発行する
 「ダイヤモンド施工要覧 ワイヤーソー工法」 に工期・工費の参考データが
  掲載されています。当組合ホームページ 書籍コーナー をご覧下さい。
防護ネット例

直付式危険エリア想定図
ガイド走行式・自走式危険エリア想定図

 

Q4.ワイヤーソー工法 水中切断
適用ワイヤーソーマシン

 ワイヤーを水中で動作させる場合、水深1mで1kWの出力必要とします。
 水深10mの被切断物を切断する場合、水圧の抵抗で10kWの出力が損失しますので、
  最低30kW以上の出力が必要です。 一般的には、自走式ワイヤーソーマシンで施工します。

工期・工費の目安

 水中にワイヤーを設置するダイバーの労務費、悪天候による工期の遅延等の工期・工費増大の要素が
  ありますので、  専門工事業者に問い合わせしてください。

 

 

 

 

Q5.ワイヤーソー工法 切削汚水 回収・処理と削減工法
切削汚水回収・処理

 
ワイヤーソー工法は多量の冷却水を使用しますので、発生汚水量は時間当たり 600 ~ 1200Lに達します。
 また被切断物にダイヤモンドワイヤーを巻き付け切断するため、汚水が広範囲に飛散・流出します。
 汚水の養生・回収・処理を必要とする場合、事前に検討してから施工計画を立てることを推奨します。
 通常、発生汚水は回収路を設定して汚水ピットに回収します。
 被切断物形状によって汚水が全量回収できないことがあります。
 ピット内の汚水は産廃処理・切削水再使用・スラッジ分離・脱水等の工程で処理されます。
 汚水再使用・スラッジ分離・脱水を同一工程でできる装置が開発されてます。
 詳細は、メーカーホームページにアクセスください。

施工工費の目安

 養生・仮設費、汚水処理費は、切断直工費とは別途積算となります。
 1日あたりの使用水量の目安は、当組合が発行する 「ダイヤモンド施工要覧 ワイヤーソー工法」 に
  工期・工費の参考データが掲載されています。 当組合ホームページ 書籍コーナー をご覧下さい。 

切削汚水フロー例
切削水再使用・スラッジ分離・脱水装置
切削汚水削減工法

 切削汚水を1/50程度に削減できる工法・機器が開発されています。
 冷却水をミスト状に供給して切断する方法と冷却水の代わりに特殊な泡で切断する方法です。
 両工法共、カバーで切断面を囲いますので切削粉の拡散を抑止して養生負荷を軽減します。
 工法詳細は、ワイヤーソー工法ページ からメーカーホームページにアクセスください。

工期・工費の目安

 乾式・フォーム工法共に専用機器を使用するため、通常の積算とは異なり別途積算となります。