ダイヤモンドインフォメーション
業務安全講習会
工法機材展
書籍コーナー
トピックス
プライバシーポリシー
サイトマップ
組合員専用ページ
組合員募集について
ダイヤモンドインフォメーションシステム

 

カッター工法 Q&A

Q1.カッター工法 1回あたりの切断深度
切断機

 切断機の仕様によって最大切断深度が定められますが、出力で決定するものではありません。
 詳細は、カッター工法ページ使用機器 からメーカーホームページにアクセスください。

ダイヤモンドブレード

 ダイヤモンドブレードの外径によって最終切断深度は決定しますが、 1回当たりの切断深度は外径で決定される
 ものではありません。 1回当たりの切断深度は基板の厚みによる剛性で決定されます。
 基板の厚みは切断機の出力、切断効率を考慮して決定されます。
 10cm以上を1回に切断できる基板剛性の製品は切断効率が低下するため、標準品外製品となります。

ステップカット工法

 通常、切断深度10cm単位でブレードを大きい径に交換して切断します。
 このような作業をステップカット工法と呼んでます。
 安定した切断量・ブレード消耗費を得るために、不可欠な工法です。
 ステップカットの切断深度は、被切断物の種類・硬度・鉄筋量で異なる場合があります。
  (例) アスファルト舗装版40cm切断  初めに10cm、次に20cm・30cm・40cm と段階的に切断します。

工期・工費の目安


 当組合が発行する 「ダイヤモンド施工要覧 コンクリートカッター工法」 にステップカット工法の
 工期・工費の参考データが掲載されています。当組合ホームページ 書籍コーナー をご覧下さい。
ステップカット例切断深度40cm

 

Q2.カッター工法 鉄筋コンクリート切断

ダイヤモンドブレードの種類

ダイヤモンドブレードコンクリート用は舗装用と床版用に大別されます。
どちらを使用するかは、被切断物の鉄筋量(鉄筋配筋率)によって異なります。

鉄筋量別ブレードの選択

一般的には鉄筋量0.4%以下は、コンクリート舗装版用ブレードで切断します。
鉄筋量0.4%以上は、コンクリート床版用ブレードで切断します。

施工上の留意点

鉄筋の位置によって1回当たりの切断深度は異なります。
橋床版の切断は、クレーン等で吊りながら作業する場合があります。
被切断物の形状・構造に合せて、切断時の被切断物の形状維持・撤去方法を検討してください。

工期・工費の目安

鉄筋量が多いと単位あたりの切断量は低下し、材料費 (ブレード消耗費) は上昇します。
当組合が発行する 「ダイヤモンド施工要覧 コンクリートカッター工法」 に舗装版・床版切断の
工期・工費の参考データが掲載せれています。当組合ホームページ 書籍コーナー をご覧下さい。

 

 

Q3.カッター工法 鉄板コンクリートの切断
ダイヤモンドブレードの種類

 床版用等の高配筋コンクリート切断可能なブレード、または特注製品を使用します。

鉄板の厚み

 10mm未満が切断可能な厚みです。

切断方法

 表層に鉄板がある場合、最初にブレードを挿入する溝をガスで溶断します。
 コンクリート底部に鉄板がある場合、鉄板は切り抜きますので、切削汚水の養生が必要です。

工期・工費の目安

 高配筋コンクリート切断可能なブレードは寿命が短く、切断時間も増大します。
 工期・工費は、専門工事業者に問い合わせして下さい。

 

Q4.カッター工法 斜状直切断の用途と効果
切断方法

 通常、舗装版を切断する場合、垂直方向に切断します。
 斜状切断は、舗装版に対して斜め (25度・30度・45度) に切断する工法です。
 切断角度は、骨材の状態等で決定されます。

使用機器

 使用する切断機・ダイヤモンドブレードは、専用機器です。 
 カッター工法ページ 使用機器 をご覧ください。

用途・効果

 従来の垂直切断では新しく舗装を敷設する場合、その接触面に乳剤を塗布しますが、  固着強度が弱い状態です。
 よって供試体での引っ張り・加圧試験では数字は~0に近い数字となります。
 斜状に切断することで、固着状態をより強くします。斜め(楔状)に舗装が仕上がるため、  接合部の段差が発生しません。

工期・工費の目安

 通常切断と異なりますので、別途積算となります。
斜状切断例
斜状切断例

 

Q5.カッター工法 ワイヤー入りコンクリートの切断
切 断

 ワイヤー入りコンクリートは橋梁の桁などを緊張する場合に切断することがあります。
 切断は可能です。

施工上の留意点

 但し、切断後に緊張したワイヤーが数十メートル飛ぶことがあります。
 その養生費用を計上することを推奨します。 

工期・工費の目安

 当作業は、コンクリート床版切断に該当します。
 当組合が発行する 「ダイヤモンド施工要覧 コンクリートカッター工法」 に床版切断の
 工期・工費の参考データが掲載されています。当組合ホームページ 書籍コーナー をご覧下さい。

 

Q6.カッター工法 タイル切断
切 断

 通常の切断作業と違いはありません。

施工上の留意点

 但し、施工スペースが狭いと切り込める箇所と切り込めない箇所が発生します。
 ダイヤモンドブレードは、切断機前方の右側に固定します。
 よって右横後方に壁など障害物がある場合は、後方 1m 程度切断不可となります。

 

Q7.カッター工法 重複舗装版の切断
アスファルトとコンクリートで構成される舗装版を切断する場合、切断深度別に被切断物材質に合せた
ブレードを使用します。

例題条件
舗装版
使用ブレード
0~10cm
アスファルト舗装版
4インチ アスファルト舗装版用
10~30cm
コンクリート舗装版
22インチ コンクリート舗装版用

30インチ コンクリート舗装版用

 

 

 

 

 

 

Q8.カッター工法 コンクリートカッター切断時の騒音
切断機の種類と騒音値

 当組合員が主に使用する切断機は、国土交通省指定の低騒音・超低騒音型建設機械です。
 建機レンタル店の汎用切断機と違い、低い騒音で作業できます。

  (例) 騒音対策機と非対策機の比較 使用切断機 15kW 切断深度10cm 測定地点7m

      騒音対策機:75db  非対策機:87db 


消音ブレードの種類と騒音値

 騒音対策切断機は防音カバーを装着してますが、切断開始時に高音域の騒音を発生します。
 消音ダイヤモンドブレードは、特殊な基板を採用し、高音域の騒音を軽減します。

 消音ブレード板種類 : 樹脂埋めレーザースリット・複合板

   (例)  測定条件 電動切断機で切断開始時を側面より3m離れた所から測定 
         (ブレードメーカー4社平均値)
 
        通常基板 : 89.2db    消音基板 : 84.6db  (樹脂埋めタイプ)
 
        ブレード防音カバー収納時 通常・消音ブレード平均 :76.8db

施工上の留意点

 消音基板の剛性は通常の基板より低いため、1回当たりの切断深度は浅くなり、切断速度も低下します。

工期・工費の目安


 単位あたりの切断量は低下し、ブレード消耗費は上昇します。
 当組合が発行する 「ダイヤモンド施工要覧 コンクリートカッター工法」 に静音切断の工期・工費の参考データが
  掲載されています。
 当組合ホームページ 書籍コーナー をご覧下さい。

 

専門業者用超低騒音カッター 一般業者用非騒音対策カッター

専門業車用消音ブレード

 

Q9.カッター工法 建物内部でのコンクリートカッターの使用
通常のコンクリートカッターはエンジン駆動のため、排気ガスが発生しますので、吸気・排気の両方を 送風機等で換気を充分しながら作業します。
短時間の切断作業時間に休憩時間を入れながら作業します。
最近、排気ガスを発生させない電動駆動のコンクリートカッターがあります。

 

Q10.カッター工法 コンクリートカッター 切削汚水 回収・処理
切断機

 当組合員が主に使用する切断機は、切断しながら汚水を回収できるバキューム装置を装着してます。

 したがって路面に汚水を拡散させず、クリーンに作業できます。
 バキューム式コンクリートカッターは、カッター工法ページ 使用機器 をご覧ください。

カッター汚水処理機器

 バキュームで回収した汚水を搬出・切削水として再使用・中和・脱水等の処理ができる機器があります。
 汚水を減量し、クリーンに処理しますので、現場の環境保全に最適です。
 詳細は、カッター工法ページ 作業概要・使用機器 からメーカーホームページをアクセスください。

施工資格

 通常、汚水は元請業者が作成する廃棄物処理計画書に沿って処理されますが、
 汚水を現場以外で処理する場合、処理工程に合せて各種資格が必要になります。
 当組合は、法令に準拠して作業することを原則としてます。
 組合支部別施工情報ページ・組合員ホームページより取得資格状況・取得内容を参照ください。

工期・工費の目安


 汚水処理費は、切断直工費とは別途計上してください。
バキューム装着カッター 汚水回収切断作業 固化処理後の脱水スラッジ